🗒️ [僕ノート]  英単語とは、少しずつ「顔見知り」になればいい

英単語との向き合い方

まず、こんな5つの単語を見てみてください。

aspiring
fanfare
cusp
vacuum
alum

皆さん、この5つの単語の意味はすぐに浮かびますか?

実はこれ、かなり昔のBEPROの記事で取り上げた Key Vocabulary です。

今のBEPRO PLUSでも、毎日5〜7程度のKey Vocabularyを選び、単語だけでなく、重要なフレーズやコロケーションも含めて紹介しています。

そこで今日は、僕が考える「英単語との付き合い方」について、少し書いてみたいと思います。


1日3語でも、1年続けばかなりの数になる

BEPRO PLUSを毎日開いていると、当然ながら、すでに知っている単語にも出会います。

一方で、

「これは知らなかった」

という単語にも必ず出会います。

仮に、そんな「初対面の単語」が1日3つあったとします。

平日5日なら、1週間で15語。
1か月でおよそ60語。
1年続ければ、700語前後になります。

もちろん、すべてを完璧に覚えている必要はありません。

しかもKey Vocabularyとして紹介しているもの以外にも、記事本文にはたくさんの英単語や表現が出てきます。

そう考えると、1年間BEPRO PLUSを読み続けるだけでも、僕たちは相当な数の英語表現と「出会っている」ことになります。

この「出会う」ということが、僕は意外に大切だと思っています。


単語帳のAから始めると、なぜかDあたりで……

昔から「ボキャビル」、つまりVocabulary Buildingという言葉があります。

5,000語、7,000語と並んだ単語集を買ってきて、

abandon

あたりから勇ましくスタートする。

Aを終えてBへ。

BからCへ。

ところが、なぜでしょう。

僕の場合、DとかGあたりになると、急に景色が寂しくなってきます(笑)。

最初の頃の勢いはどこへ行ったのか。

もちろん、単語帳を使って体系的に語彙を増やす方法はとても有効です。

ただ、すべての人が「単語だけを順番に暗記する」という方法に向いているわけではないと思うのです。


単語も、人間関係に少し似ている

僕がBEPRO PLUSで大事にしたいのは、

文章の中で単語に出会うこと

です。

ニュースを読んでいて、知らない単語に出会う。

意味を確認する。

「ああ、そういう意味なんだ」と思う。

そして翌日には……忘れている。

それでもいいと思っています。

人の名前だって同じではないでしょうか。

初対面で名刺をもらって、一度で名前も顔も完璧に覚えられる人はそれほど多くありません。

でも、二度、三度と会う。

また別の場所で会う。

「あ、この人、前にも会ったな」

となる。

そのうち自然に、

「○○さんですね」

と言えるようになります。

英単語も、案外それに似ています。

最初は知らない人。

次に会ったときは、

「どこかで見たことがある」

そして何度か出会ううちに、

「ああ、この単語ね」

となっていく。

知らない単語が、少しずつ「顔見知り」になっていくわけです。


「覚える」より、「また会う」

僕自身、英語に触れていて今でも知らない単語には普通に出会います。

そして、一度調べた単語を忘れることもあります。

だから最近は、

一度で覚えようとしすぎなくてもいい

と思っています。

それより、

「今日はこの単語と初めて会った」

「これは二度目かな」

「最近よく会うな」

くらいの感覚で英語と付き合うほうが、長く続く気がします。

語彙力は英語力の土台だ、とよく言われます。

確かに、知っている単語が増えれば、英文から見える景色も変わってきます。

ただし、その語彙力は一夜にして増えるものではありません。

毎日の小さな出会いの積み重ねです。


今日も、英単語と名刺交換を

ですからBEPRO PLUSを使うときも、

「今日の単語を全部暗記しなくては」

と肩に力を入れすぎなくていいと思います。

まずページを開く。

Key Vocabularyを見る。

記事を読む。

知らない単語があれば、ちょっと立ち止まる。

それだけでも十分です。

今日初めて会った単語が、半年後の記事で突然また現れるかもしれません。

そのとき、

「あ、君、前にも会ったよね」

と思えたら、それはもう立派な前進です。

英単語を征服する必要はありません。

少しずつ、友達を増やしていく。

そんなつもりで、今日も新しい単語たちと名刺交換をしてみてください。

英語の世界は、顔見知りが増えるほど、少しずつ居心地のいい場所になっていく気がしています。

※もちろん、単語を「何語覚えたか」だけで英語力が決まるわけではありません。文脈の中で何度も触れ、使い方まで少しずつ知っていくことが大切だと僕は考えています。

※僕ノートなので、ここでは「私」を「僕」で表記しています。お許し下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!